2012年6月2日土曜日

【特別寄稿】「笑いは世界を救う!?」河本準一さんだけがそんなに悪いのか?


タレントの河本準一さんが、
身内の生活保護の件で、たたかれています。


河本準一- Wikipedia



もし、本当に、彼に悪いところがあったなら、真摯に反省して欲しいものです。

しかし、彼だけが、そんなに悪いのでしょうか??


皆さんも、まだ記憶にあることでしょう。

そう、「(国民年金)未納三兄弟」です。

政治家の年金未納問題 - Wikipedia

当初、タレントの「江角マキコ」さんが、たたかれ、
みるみるうちに政界に波及し、
たたく側のマスコミ関係者にも、

“被害者”が出る始末。


今回の河本さんの生活保護のケースも、
同じ展開を見せています。


【なぜ悲劇は繰り返されるのか?】

それでは、なぜ、同じような悲劇は繰り返されるのでしょうか?

その原因は、
「法令が複雑すぎて、担当の役人ですら、よく分かっていない」
「法律を作る側の人間(議員)ですら、よく分かっていない」
からだ、と思います。

ひょっとしたら、
「法令自体が、整合性がない(つじつまがあっていない)」
のかもしれません。

「かもしれません。」というのも、
私も当然ながら、法令の詳細を知らないから、
はっきりとしたことがわからない、言えない、断言できないのです。


先日も、当メルマガで、「道路交通法」の件をケイサツに取材しました。

福山東警察署に行って、受付の制服警官に福山市内の道路(交差点付近)の通行の仕方を尋ねると、
「今、担当がいないので、後で連絡させて下さい」と。

私たちの身近な「道路交通法(関係法令)」ですら、制服の警察官にも分かっていない、
責任を持って、市民に説明できないのです。


このように、「国民年金」にしても、「生活保護」にしても、
関係法令を完璧に熟知していて、
全ての国民に対して、完璧に「合法的」に対処してくれる役人も、
おそらく一人もいないでしょう。

でも、もし法令自体に整合性がなかったら・・・

だれも、合法的な人間はいないことになります。


ですから、
「法令とは、そもそも不完全なものなのだ。人間も不完全なのだから。」

という視点を持っておかないと、
誰かが、何かの制度で、「たたかれる」という悲劇は、

絶対になくなりません。


そして、こちらの方も、
ご記憶の方も多いと思います。

杉村太蔵」さん。
http://ameblo.jp/sugimura-taizo


彼が、「国会議員になったら、BMWに乗りたい」と言った時、
自民党幹部から、“運転するな”と言われ、

世間の注目を浴びました。

これも、“なぜ、自民党は杉村太蔵にクルマを運転させなかったのか?”
と考えてみれば、

何か、些細な事故・違反を起こしただけで、
「バッシングされ、自民党にすら波及しかねない」
という危機感があったことは、容易に想像できます。

と言うことは、

「国民に解読不能な、いい加減な(不完全な)法令で役人が、メシを食う。」
→「有名人(タレント)が、何かしでかす。」
→「マスコミが有名人をバッシングすることで、メシを食う」
→「バッシングをネタに有名人が、メシを食う」

という、「役人」「有名人」「マスコミ」の「メシを食う三角関係」が、
日本国内を支配していると言えるかもしれません。


次のターゲットは誰なのでしょうか??


ちなみに、杉村太蔵さんは、失言・失態にも負けず、
「総理大臣」への色気をうかがわせているそうです。

私が感じるに、彼のキャラは“お笑い系=打たれ系議員”がぴったりだと思います。

しかし、この日本の「メシを食う三角関係」は、
将来、彼を“総理”へ押し上げる日がくるかもしれません。

「笑いは世界を救う!?」という言葉を時々耳にします。
ひょっとしたら、本当の意味は、こういう意味だったのかもしれません。

笑いの治癒力
笑いの免疫学―笑いの「治療革命」最前線

実は、ふくやまひろしは、
今回の河本準一さんの事件の背景に、

もう一つの側面、考えさせられる側面があると考えています。

その側面とは・・・・

(詳細はメルマガで(予告))

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